大饅頭選手権の中で

長くなる事を残す場として

嗚呼、ITサービスマネージャ試験

高度試験の最後の午後II試験で、市内の専門学校の教室で自分がひり出した硬いうんちのような論文が心にこびり付いてた。 選択式の試験である午前Iと午前IIは自信はなかったものの自己採点の結果合格ラインの6割を大きく上回る点数を取っていた。 だけど全て…

自己愛を取り戻せ

恥ずかしい自分語りになる。 かつての僕は時間があればtwitterなりブログなりに何かしら自分の思った事や感じたことを書いていた。いくつかの趣味があり、友達は少なかったがそれなりに楽しくやっていた。 今の僕はと言えば時間さえあればソシャゲ。趣味らし…

腕時計を気付かれたい願望とその儚さ

自分の時計が良いものかどうかなんて誰かに自慢して知らせるものではない。 自分がそれを知っていれば良い。黙っていても分かる人には分かるんだ。私が一大決心してザ・シチズンを購入してから既に3回目の冬が終わろうとしている。 その間で私が身に付ける…

腕時計を選ぶ(下)

腕時計を選ぶ(上) - 大饅頭選手権の中で タカシマヤの時計サロンで待ち合わせをしている時にふと、SEIKOのコーナーに足を向けた。 ガラスケースの中を眺める。 どれもまあ見た事あるチェック済みのやつだよね…と念のため確認するように次から次に目を這わ…

腕時計を選ぶ(上)

結婚する事になった。 両家の顔合わせをセッティングし、指輪を贈る手筈が整った。 そうするとお相手から指輪のお返しの結婚記念品として時計を買っていただける事になった。腕時計。実はここ最近まであまり僕は腕時計に興味を持てないでいた。 だけど社会に…

同期からの贈り物

入社したのはそんなに大きくない会社で、同期は8人だけだった。 男6人に女2人。 そのうち、最初から正社員だったのは僕を含めた男4人。 残りのみんなは斡旋会社から試験採用されて来ていた。 半年後、残念ながら全員が本採用とはならず、男2人が去って…

マイカーを買おうか買うマイカー

若者の興味が自動車から離れて久しいと言う。 いっぱい稼いで、良いマンションを買い、良い自動車に乗る、そんな時代は終わったと言う。 かつての僕もそんな若者であった。とにかく自動車に乗りたいと思わない。 乗りたいと思わないので欲しいと思わない。な…

マグロの魚影が飛ぶ感じ

彼女はマグロだ。 マグロといっても夜の営みで消極的な様子を指したいわけではなく、僕が比喩したいのは泳ぎ続けないと死んでしまう性質だ。彼女の場合、情報を常に取り込み続けないと気が済まない質なのだ。 新しく訪れた居酒屋で、ホテルで、駅で、何かの…

ブラックベリーが好きだった

2009年の6月、僕は府中のdocomoショップにいた。 当時はスマートフォンが徐々に一般層に浸透してきた頃。 WWDCではiPhoneの3GSが発表され、ソフトバンクが徐々に存在感を増し、その一方でauはまだ読書ケータイやiidaに力を注いでいた。(この少し後に出遅れ…