大饅頭選手権の中で

長くなる事を残す場として

同期からの贈り物

入社したのはそんなに大きくない会社で、同期は8人だけだった。
男6人に女2人。
そのうち、最初から正社員だったのは僕を含めた男4人。
残りのみんなは斡旋会社から試験採用されて来ていた。
半年後、残念ながら全員が本採用とはならず、男2人が去っていったんだけど、僕は特にその2人と仲が良かったので辛かった。
別れ際に同期で集まってお別れを言い合った。
僕は2人に僕が大好きなレトルトカレーを贈った。自分が好きなものを贈るのがいいよね!っていう安易な考えだけどそれなりに喜んでくれたのを覚えている。

先日、同期の女子が結婚した。
結婚祝いを贈ったら、今日お返しの品が郵送されてきた。

カタログギフトか何かかな。きっとそういうものだと思う。
同期だから何かあれば連絡はとるけど、僕は独り東京を離れ名古屋になったし。
そもそも東京にいた時からそんなに親しかった訳じゃない。
それでも、たまに顔を合わせた時、残業遅くまでした時に労を労い合ったりして仲間意識はある。

届いたギフトはちょっと重みがあって、広い。


開けてみる。



レトルトカレーだった。